ゼミ合宿

ゼミ合宿

2016年9月29日木曜日

テーマ設定会議と引き継ぎ



初めまして、植田ゼミ22期生宮川鉄平です。

植田ゼミ21期生の林香穂さんから引き継ぎ、今回の投稿より更新、運営していくことになりました。

これまで以上に植田ゼミのイベントや活動ごとの写真を載せていきたいと考えています。それらを通じて、植田ゼミの一生懸命取り組む姿勢や、楽しくアットホームな雰囲気を感じてもらえたら嬉しいです。

 

 

まず、6月25日に行われた関学とのディベート大会のテーマ設定会議についてです。

16回目となる関学とのディベート大会ですが、テーマ設定会議は同志社で行われました。本番当日は関学で行われます。

ディベート大会は3回生のメインイベントの1つです。

初めての大きなイベントが始まるということで、緊張感がある会議になりました。先輩達も多く参加してくださり、的確なアドバイスや意見をくださいました。

 

同志社関学が持ち寄ったテーマ候補の中で比較的内容が近いものを合わせ、

3つに絞りました。

l  アベノミクスに関するテーマ

l  消費税・社会保障に関するテーマ

l  ユーロ・レーガノミクスなど海外に関するテーマ

 

この中から、双方の希望からアベノミクス消費税に関するテーマに決定しました。

 

『2013年のアベノミクスのリフレーション政策は日本経済にとってプラスであったか』

『消費税の8%への増税は日本にとってプラスであったか』

 

※消費税のテーマは社会保障も含めた包括的な議題にすることになりました。

また、対象や細かな表現については後日相談することになりました。

 

 

今回のテーマ設定会議では、実際にお互いが発言し合うという経験をしたことで、ディベートに向けて今後すべきことや改善すべき点を改めて考えるいい機会になりました。

 

 

 

忙しい中テーマ設定会議に来てくださった先輩方、寺地ゼミの方々、本当にありがとうございました。

 

 

 

夏休みが終わり、秋学期での活動が始まります。

22期生一同、メインイベントのディベート大会や研究報告大会、ゼミ合宿に向けて頑張ります!!!

先生、先輩方、ご指導の方よろしくお願いします!!!

 

2016年5月15日日曜日

2回生向け ゼミ説明 第二弾

こんにちは!植田ゼミ21期生、4回生の林香穂です。

前回の内容を見て下さった2回生の皆さん、ありがとうございました。
少し間があいてしまい、すみませんでした。

今回も引き続き、2回生へ向けて植田ゼミに関する情報を紹介します。


今回は、先輩の実体験に基づく情報やメッセージをお伝えしたいと思います!

今の4回生がどうして植田ゼミを選び、活動する中でどう感じたかを調査してきました!


先輩たちの声をありのまま載せていますので、ゼミの雰囲気をもっと知りたいという方はぜひ読んでみて下さい。




<植田ゼミを選んだ理由>

金融に興味があったから
・金融の知識は、社会に出る上でも必要になると思った。
・政治や経済に興味があった。
・ニュースを見るのが好きだった。
・金融業界での就職を考えていたから。

最も多かったのはこの理由でした!

ゼミは2年半という長い時間を費やす活動なので、やはり興味のある内容で選ぶ人が多いみたいですね。


植田先生の授業を受けたことがきっかけになった
・植田先生の授業を受けて、分かりやすかったから。
・植田先生のリーダーシップに惹かれた!

この理由も多かったです。

金融論などを受講した人にはこうした意見が多くみられました。

実際、ゼミに入った後も同様に感じる機会はたくさんあります!


金融のゼミと言っても複数あるので、迷っている人は自分に合う先生で選んでみるのも良いかもしれません。


合宿・対外戦などの取組みに惹かれた
・何か努力のできるゼミに入りたかった。
・ゼミを通して人前で緊張するくせを直すという目標があり、人前に立つ機会が多いゼミに入りたかった。

植田ゼミの醍醐味は何といっても、他大学と行うディベート大会や研究報告大会です!

大学に入り、まだ打ち込んで取り組めるものがないという人にもおすすめです。



その他にも、
先輩や友達に誘われた
第一志望が落ちてしまったので、授業で分かりやすかった植田先生に

といった意見がありました。



<ゼミに入る前と後のギャップ>
入る前の印象
・とても真面目そう
・厳しそう
・メンバーが暗そう
・男が多い
・金融は難しそう

入った後の印象
・とても楽しい!
・明るい!
・みんなの仲が良い
・勉強をたくさんする
・ON・OFFの切り替えがしっかりしていてメリハリがある
・男女の比率は半々
・金融は私たちの生活と密接に関わっている




入る前は黙々と難しい勉強をするなど少しネガティブなイメージが多い一方、入った後は"楽しい・明るい・仲が良い"の3点を出す人がとても多かったです。


もちろん楽しいといっても仲間と関わる楽しさだけでなく、勉強で知識がどんどん増えていく楽しさもあります!


勉強と遊びのメリハリがしっかりしている所は、ゼミの雰囲気という点に関して植田ゼミの最も良い所だと思われます。

今は興味のある分野が定まっていないという人は、自分がどういう環境で勉強したいかを基準に決めるのも良いですね。



<植田ゼミに入って良かったと思う所>
  • ディベートなど大変な時期を共に乗り越えた仲間たちなので、とても強い絆が生まれた!
  • ディベートや研究報告大会を通してチームワークが高まった。
  • 何でも話せる仲間ができた。
  • 友達がたくさん増えた!!
  • 金融の知識だけでなく、プレゼンテーションなど話す力、情報収集の力、エクセルを扱う力など様々な力が身についた。
  • 経済に興味が持てるようになった。
  • ディベートなど、就職活動のエントリーシートや面接で使える話題ができた。


ダントツで仲間に関することが一番多かったです!!

2番目が知識など身に着くものに関する項目でした。

植田ゼミは、班という単位で自分たち主導で活動が進んでいくという特徴があるため、そういった面がよく表れる結果となりました。


就職活動に関する意見は4回生ならではですね。

学生時代に力を入れて取り組んだ経験は必ず面接などで聞かれるので、2回生の段階から意識してゼミに取り組んでおくといいかもしれません。


最後に、先輩たちからのメッセージです。

<4回生からのコメント>
  • 厳しそう、辛そうと思うかもしれませんが、実際は全然そんなことはありません!明るく楽しい先生やメンバーと一緒に頑張れます!
  • 勉強はたくさんしますが、絶対自分の力になると思います!
  • 入らないと後悔するよ~!
  • 植田ゼミは先生の圧倒的な力と個性豊かな学生が集まった集団です。ディベートやプレゼン発表は正直大変ですが、大切な仲間と大きな成長が得られます!
  • 数々の功績を残している先生の下で、僕たちと充実したゼミ活動に励みませんか?お待ちしております!



どうでしたか?読む前と比べて、植田ゼミのイメージは変わったでしょうか?

今回の内容を通じ、植田ゼミの良さが少しでも伝わっていれば嬉しいです。



それでは、植田宏文先生そして4回生・3回生の皆で、10月に新しい後輩たちと会えることを楽しみにしております!!


ここまで読んで下さり、ありがとうございました!







2016年5月6日金曜日

2回生向け 植田ゼミ説明会


こんにちは!植田ゼミ21期生、4回生の林香穂です。
 5月に入り、ゴールデンウィークもあっという間に過ぎてしまいましたね。



今回は、秋から新しくゼミを履修する2回生の皆さんへ向けて、植田ゼミの概要を紹介したいと思います!!


5月6日の説明会に来てくれた人、来られなかった人、どこにしようか迷っている人も、ぜひぜひ活用してください。


<植田ゼミの魅力>

まず、植田ゼミの魅力は勉強仲間です!

とにかくたくさん勉強するので、金融に関する知識が深まります。
以前では全く分からなかったニュースの話も、次第に分かるようになってきます。

例えば、最近話題のマイナス金利

皆さん、分かりますか?



「分からない!」「難しそうだな…」  と、感じた人も大丈夫です!!

なぜなら、植田ゼミは仲間と協力して勉強するゼミだからです。

植田ゼミは基本的に班で活動するので、勉強が苦手な人も、班員と助け合って楽しく活動することができます。


勉強は大変な分、班で1つの目標に向かって協力し合うことで、互いの仲もどんどん深まっていきます!


もちろん勉強だけでなく、ゼミ生同士で一緒に遊んだり、飲み会もたくさん開催します。


金融の知識を深めたい人、仲間と活動したい人にはぴったりなゼミです!

(そしてもう1つ、こうしたニュースに関する知識や班での取組みは、就職活動でも役立ちますよ。)


<植田ゼミの活動内容>

次に、活動の概要を時系列で紹介します。

この記事からさかのぼると、過去の活動についてより具体的に書いてあるので、よろしければそちらとあわせて読んでみてください。


2年生 秋学期

ゼミに入ってまず最初は、班ごとで与えられたテーマについてプレゼンテーションをします。

毎週1班ずつ発表し、全ての班が終えると次は2周目に入ります。


2周目になると、プレゼンの内容に実証分析が加わります。
ただ調べるだけでなく、そこから疑問を見つけ、分析や考察を行うようになります。


テーマ例(2014年度
・金融政策の内容と仕組み
・サブプライム問題とマクロ経済
・欧州通貨危機について
・財政赤字と国債発行残高      など


ゼミ活動の基礎は、2年生でだいたい身につきます。



3年生 春学期

3年生は、植田ゼミの中でも最大のイベント、他大学とのディベート研究報告大会が冬に待ち構えています!

なので、春学期はそのための練習がメインとなります。


また6月ごろには、毎年ディベートをさせて頂いている関西学院大学寺地ゼミの方々とのテーマ設定会議もあります。




3年生 秋学期

10月には、商学部ゼミ対抗ソフトボール大会女子ボウリング大会があります!

普段見られないゼミ生の姿を見ることができるので、とても面白いですよ。
 



11月に入ると、ディベート合宿研究報告大会ディベート大会と、嵐のように時間が過ぎていきます。

この期間がゼミの中で一番多忙な時期と言えます。



合宿では徹夜する班が毎年出現します。しかし、それも植田ゼミの醍醐味です!!

…とはいえ、もちろん眠たい人は寝られますよ!






研究報告は、2015年度には 慶應義塾大学神戸大学早稲田大学同志社大学の4大学で行われました。


様々な大学の人と交流することで視野を広げられる貴重な機会です。


そして、この年は開催地が早稲田大学のキャンパスだったため、2日目は自由時間に東京観光をしました!




 2回生の皆さんが3回生となる来年はどこになるのか、楽しみですね!!



12月に入ると、関西学院大学とのディベート大会が行われます。


この活動が、ゼミの中で一番最後の班活動です。

今まで学び、準備してきた全てを互いに出し切ります。






こうして3年生が終わり、4年生になると卒業論文の作成が始まります。

以上が植田ゼミの活動概要です。




活動内容を要約すると、

研究報告大会やディベート大会という集大成に向けて、仲間とともに切磋琢磨する

といった感じです!




…といっても、「そんな一言じゃ分からないよ!!」という人もたくさんいると思います。

なので、そんな人はいつでも実際の活動を見にきて下さい!

百聞は一見に如かず です!

毎週金曜日扶桑館513教室にて、3限は3回生4限は4回生が授業をしています。


お待ちしています!


※5月13日(金)のゼミは休講です。



また、実際に見に行くのは気がひけるという人のためにも、先輩の実際のコメントも近々更新する予定です。


もしよろしければ、参考にして下さい。


2016年4月1日金曜日

第20期生 卒業

お久しぶりです。植田ゼミ21期生の林香穂です。

最近は暖かい日もだいぶ増えてきて、いよいよ春本番が近づいてきましたね。



去る3月21日、同志社大学商学部の卒業式が行われました。

20期生である4回生の先輩方とも、この日が最後となります。




卒業式の後は、至誠館の教室で植田先生から卒業証書の授与が行われました。

一人ずつ前に出て植田先生と対面し、証書を受け取っていきます。










そして夜には謝恩会が開かれ、皆で食事をしながら様々な話に花を咲かせました。













後半には、4回生の先輩方は前に立って話をすることになりました。

今までのゼミ活動や今後の抱負について一人一人が熱く語り、非常に盛り上がる時間となりました!









会の終盤、3回生から4回生の先輩方にお花と写真立てのプレゼントをしました。

なんと写真立ての中には、昼に撮った卒業式後の集合写真が入っています!






そして最後に、もう一つサプライズがありました。

4回生の先輩方から植田先生に、メッセージ入りの似顔絵のプレゼントです!!

似顔絵の周りには先輩方からのメッセージが隙間なく書かれており、植田先生もとても喜んでいました。








20期生の先輩方は、私たち後輩にとって目標となる存在でした。

飲み会では気さくに話しかけて下さるなど、ゼミ全体をいつも明るく盛り上げてくれました。

一方でゼミの勉強や就活のことに関しては、真剣に向き合い、的確なアドバイスを下さいました。



そんな先輩方の助けがあったからこそ、ここまでやってこれたのだと思います。



21期生も、そんな先輩方に少しでも近づけるように、そして後輩たちに同じように思ってもらえるように、今後も頑張っていきます。




約1年半という短い期間でしたが、本当にありがとうございました。

先輩方の今後ますますのご活躍をお祈りいたしております。

 






 




















2015年12月16日水曜日

ディベート大会 2015



こんにちは。植田ゼミ21期生の林香穂です。


今回は、12月6日に行われた関西学院大学とのディベート大会についてお伝えします!




関西学院大学・寺地ゼミの方々と毎年させて頂くこのディベート大会、15回目の今年は同志社大学のキャンパスで行われました。

会場準備をしています



お土産交換の様子です


司会進行してくださる先輩方





今年のディベートテーマは、
「量的緩和政策は日本にとってプラスであったか」と、
「法人税引き下げは日本経済にとってプラスであるか」
の二つです。



前者は過去の完結した出来事に関する討論であるのに対し、後者は、未来にその出来事が起こったら、という想定をもとにして行われる討論です。


そうしたテーマの違いも、今回のディベートをする上で注目すべき点の一つとなりました。




最初に行われたのは、「量的緩和政策は日本にとってプラスであったか」についてです。


関西学院大学・寺地ゼミは肯定側、同志社大学・植田ゼミは否定側となりました。


銀行の貸出残高、金利、消費者物価指数など当時のデータを用い、それらの指標が量的緩和政策によっていかに動いたのかなど討論しました。



否定側は、同時期に行われていた金融再生プログラムの影響も考慮し、そうした変動が本当に量的緩和政策によるものなのか、という否定も行いました。

量的緩和 否定側・立論





また、この討論は「日本にとってプラスか」の是非を問うものでしたが、肯定・否定でその捉え方に違いが出ていました。


肯定側は政府目標の達成をプラスとして主張し、一方で否定側は、あくまで目標であり、それが実質的な経済のプラスにはなっていないという主張をしました。

立場の違いから生じるこうした差も、ディベートのおもしろい所と言えます。

フロアーも真剣に耳を傾けます



 


 







その後、「法人税引き下げは日本経済にとってプラスであるか」についてディベートが行われました。


先程と同様、こちらも関西学院大学・寺地ゼミが肯定側、同志社大学・植田ゼミが否定側です。


肯定側は、法人税引き下げが設備投資促進、株価上昇、消費増加をもたらして最終的な経済活性化に繋がると主張し、それに対し否定側は、そもそも法人税引き下げだけではそれらの経路に繋がらないという、根本の部分を否定しました。


法人税という大学生にとって馴染みの薄いテーマではありましたが、肯定、否定共によく練られた立論となっていました。







法人税 否定側・最終弁論





今年は全体的に間が空くことなく挙手がされ、双方とも質疑応答のラリーが活発に行われていたように思われます。

同志社側も、関西学院大学のような全員一斉の挙手とまではいかないものの、極端に偏ることなく発言が行われていました。


また、立論や最終弁論においても、どれも制限時間内で主張がきれいにまとめられており、肯定・否定共に甲乙つけがたい素晴らしい内容となっていました。


量的緩和 否定側・最終弁論

法人税 否定側・立論




そうして両方とものディベートが終了し、先輩、先生方にフィードバックを頂きました。






そして最後は、恒例の懇親会です!


お互いの立論について裏側を聞きあったり、今までを振り返って各々楽しみました。


植田ゼミのベストディベーターです




















今回のディベート大会をもって、3回生のゼミでの主な活動は全て終了となります。


今年度の後期が始まってから、授業でのプレディベート、合宿、研究報告大会、ディベートと通して、周囲の人たちに支えられてここまで来ることができました。


今回のディベートにおいても、ディベート班が集まって勉強している時には、先輩方や他の3回生がわざわざ足を運んで差し入れを持ってきてくれたり、煮詰まっている時にはアドバイスをくれたりしました。


当日も会場準備や進行役を行い、本番に集中できるよう、陰ながら支えてくれました。


なかなか上手くいかず苦しいことも多々ありましたが、仲間と協力して何かを成し遂げるというこの活動は、大学生活において非常に貴重な経験になったと思います。



そして今年私たちが得た分は、来年、今の2回生たちにしっかり還元していきたいですね。


ひとまず、3回生の皆さんおつかれさまでした。


 そして、ここまで支えて下さった植田先生、先輩方、ディベート大会に来てくれた2回生の皆さん、ありがとうございました。












最後になりましたが、遠路はるばるお越し頂いた関西学院大学の寺地先生とゼミ生の皆さま、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。