初めまして。植田ゼミ21期生の林香穂です。
この度、現3回生である私達がこのブログを引き継ぎ、運営させていただくことになりました。
現在のゼミの雰囲気や活動状況を伝えると共に、それらを通じて植田ゼミで学ぶことの楽しさなども伝えていけたらと考えています!
先輩方が積み重ねたものを繋げていけるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
それではさっそく本題に入ります!
少し前のことになってしまいますが、6月30日、関西学院大学にてディベート大会に向けてのテーマ設定会議が開かれました。
第15回目となる今年は、大会当日は同志社のキャンパスで行われることになります。
関西学院大学の寺地ゼミの方々と毎年させていただくこのディベート大会は、3回生のゼミ活動のメインの一つです。
今回は、寺地ゼミとのディーベートにおいて初めて自分たちが主体となって行う会ということもあり、3回生は皆、終始緊張した様子でした。
手前側が同志社、奥側が関学の方々です。
両者が提案したテーマは以下の通りです。
<同志社・植田ゼミ>
- 日本は企業の積極的投資を促進すべきである
- 米国が行った量的緩和政策は有効であったか
- 日本におけるインフレターゲット政策は正しかったか
- すでに締結済みのEPA、FTAは日本にとって有益であるか。
<関西学院大学・寺地ゼミ>
- 日銀による量的緩和政策は日本経済にとってプラスであった
- 法人税改革をすることは、日本経済にとってプラスであったか
- 日本の製造業に適しているのは中国かASEANか
- リーマンショック後のFBRの対応はアメリカにとってプラスであった
- 地方銀行の再編は地方創生の観点からプラスである
- 人民元はドルに代わる基軸通貨となるか
お互いに代表数名がそれぞれのテーマについて選んだ理由を説明し、そしてその内容に対して意見を出し合いました。
テーマを決めるに当たっては、
「肯定・否定の双方に一定の理論やデータがあり、互いの立場をはっきりさせ、極端な有利不利なく討論できる内容」
ということが大前提となります。それに加え、
- 外国のデータは自分たちでの読み取りや理解が難しいことが多々あるため、データのとりやすさという点から、日本にい焦点を当てた内容の方が進めやすい。
- 未来の事柄は、今後進展があり、公平な立場での討論が行えなくなる、討論以前に結果が出てしまうという不確実性がある。そのため、既に結果が出ている過去の事柄を採り上げる方が望ましい。
こうした先生、先輩方からいただいた助言も考慮しつつ、候補を絞っていきました。
その結果、今年のディベート大会で取り扱うテーマは、
「日本の量的緩和政策は日本経済にとってプラスであった」
「法人税の引き下げは日本経済にとってプラスである」
の2つに決定しました!
前者は、両者の案に入っていた量的緩和について、先述した条件をふまえて日本が過去に行ったものに焦点を当てることになりました。
後者に関しては、関学側の法人税改革のものに同志社側の積極的投資のものを組み入れ、法人税の引き下げが企業の投資をどう促すかという流れも視野に入れつつ調べていくことになります。
今回のテーマ設定会議では、実際にお互いが発言し合うという経験をしたことで、ディベートに向けて今後すべきことや改善すべき点を改めて考えるいい機会になりました。
これから夏休みに入りますが、休みの間もディベート、さらには4大学での対外戦に向けて勉強を頑張ります!
そして最後に、今回迎えて下さった寺地ゼミの方々、忙しい中来てくださった先輩方、本当にありがとうございました。
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