こんにちは!植田ゼミ21期生の林香穂です。
同志社ではEVE祭も終わり、同志社ツリーが点灯し始めるなど、今年も終わりに近づいているのを実感する時期になりました。
3回生の中にも、サークル最後のイベントを終えた人がいるのではないでしょうか。
さて、EVE祭といば11月末ですが、11月末といば、植田ゼミにとっては研究報告会です!
11月29日、早稲田大学のキャンパスにて四大学研究報告大会が行われました!
例年は五大学で行われていましたが、今年は慶応義塾大学・渡部ゼミ、神戸大学・藤原ゼミ、早稲田大学・小倉ゼミ、そして同志社大学・植田ゼミの四大学で行われることになりました。
今年は開催地が東京ということもあり、本番の29日は東京に泊まり、翌30日に自由行動で観光をして帰るという一泊二日日程です!
1日目
当日の集合時刻はなんと朝の6時50分!!
まだ薄暗く寒い中、誰一人遅刻することなく無事集合し、新幹線に乗って東京へ向かいました。
富士山が見送ってくれました |
東京はやはり京都と比べるとビルがとても高く、慣れない光景が私達の緊張をより高まらせます。
四大学全てのメンバーがそろうと、早稲田大学、小倉先生の挨拶でいよいよ報告会が始まりました!
研究報告は、1つにつき15分報告+10分質疑応答の25分で行います。
1日全体の流れとしては、
11:00~11:10 開会式
11:10~12:10 報告3本(早稲田、同志社)
12:10~13:30 昼休み
13:30~15:00 報告3本(慶応、神戸、同志社)
15:00~15:15 休憩
15:15~16:45 報告3本(慶応、同志社、早稲田)
16:45~17:00 閉会式
18:00~20:00 懇親会
となっており、報告は3部構成で進められました。
ぎりぎりまで相談をします |
まず第1部。同志社のスタートを切るのは、「金融再生プログラムによる中小企業への影響」という研究報告です。
金融再生プログラムは、バブル崩壊後の不良債権処理を目的に行われました。
金融再生プログラムが日本経済全体に効果があったのかどうか分析するため、日本経済を支え、かつ企業の末端に位置する中小企業への影響に焦点を当てました。
資金の貸し出し額や企業の財務状態など、分析に分析を重ねることで、より具体的な影響を探る研究報告になっていました。
次の第2部で発表された研究テーマは、「量的緩和政策によるマネーサプライの物価への影響」です。
日銀による国債の買い取りがマネーサプライ増加をもたらし、それが本当に最終的な物価の上昇にまで繋がるのか、という分析です。
「貨幣流通速度」や「マーシャルのK」など今までにゼミでは取り上げられなかった式を新たに用いながらも、それらをかみ砕いて説明しており、とても分かりやすい研究報告でした。
そして最後の第3部では、「対内直接投資の増加要因」という研究報告が行われました。
なぜ日本への対内直接投資は他国と比べて極端に低いのか、その要因を探りました。
現在、対内直接投資増加を目的に引き下げられている法人税の分析はもちろんのこと、その他に、他国への興味や開放度を見る指標として「国際観光支出」を用いるという、独自の視点からの分析もなされていました。
加えて、研究内容についてはもちろんですが、今回の報告ではフロアーへの分かりやすさを特に重視してきました。
例えば、言葉だけで説明しにくい内容にはアニメーションを用い、フロアーが話に入り込みやすいような工夫がされていました。
特に注目してほしい箇所の大きさや配置なども非常に配慮されていて、どの班もとても素晴らしい発表でした。
そして他大学も含め全ての発表が終わり、最後に先生方からのフィードバックを頂いて、今回の研究報告会は終了しました。
私たちを見送る大熊重信像 |
…が、その後は場所を移動して懇親会へと続きます。
緊張した空気から一転、大学関係なく楽しい交流をすることができました!
研究報告も無事に終え、2日目は自由行動です!
前日の疲れもなんのその、女子勢のほとんどは早起きし、ディズニーランドへ向かいました!
その他のメンバーも、各々まったり東京を満喫したようです。
こうして、2015年度の四大学研究報告会は無事に幕を閉じました。
研究報告班のみなさん、本当にお疲れさまでした!!
今回、関西にとどまらず様々な大学と交流することで、より私達の視野を広げることができたように思われます。
これから就職活動がさらに本格化したら、よりたくさんの大学の人と接する機会も増えていきます。
そうした場合も、今回のように知らないことをどんどん吸収し、自分たちの更なる成長の糧にしていきたいですね。
そして最後に、今回迎えて下さった早稲田大学の方々、そして毎年このような素晴らしい会を企画してくださる先生方、本当に有難うございました。
そして、慶応義塾大学、神戸大学、早稲田大学の皆さま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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